とりあえず背面からバラしてみました。
モードダイヤルのロックを解除してみようかなとか思いましたが面倒なのでやめ(ぉ




グリップのラバーは両面テープでとめられており、ネジが4本隠されています。


バリアングルのヒンジ部。 結構重要な部位なのでしっかり造られています。


圧電スピーカはサブダイヤルの近くに配置。 相変わらず配線が多いですね。


背面カバーを外した状態。 KissX4と似てますが背面カバーへの配線が右下の小さなコネクタ1つとなっています。


モードダイヤルと電源スイッチは同軸で7D等と同じ構造です。


液晶への信号線はフラットにした上コネクタへ導きます。 背面カバーを含めて電磁シールドはバッチリ施されています。


信号処理部のカバーを外すとこうなります。


DiGiC4とシステムマイコン、バッファは裏にも2つ配置。 マイコンはKissX4やKissFと同一です。
右端のコネクタはデバッグ&調整用でしょうか。


東芝のデジタルカメラ用のRISCプロセッサ。 バッファメモリはサムスンの1Gb DDR2(667MHz)で、計4枚の512MBです。
KissX4の2倍、KissFの4倍と倍々になっており、7Dは連写枚数から見て更に倍だと思います。


CMOS基板はKissX4と同一部品でコネクタもピンコンパチです。
ストロボからの光ファイバーはコネクタ式に変更されていました。


KissX4より直線的なケーブルですね。


メイン基板オモテ。 左下にはバックアップ用のコイン電池があります。


メイン基板ウラ。


防滴対策はボタン類はゴムでシーリンク、外装は嵌め合わせの簡易方式です。


ストロボのコンデンサは液晶の左側に。



CMOS周りはX4と全く同じと言って良いでしょう。
つまりメカを改良すればX4クラスでも秒間5コマも可能と言う事になりますね。
バッファはKissX4の倍で一応ワンランク上です。
部品点数からしても相当な手間がかかったカメラの様です。
スペック的にもこれが一時期ではありますが6.5万円で買えるなんてすごいですね。


2011.2 水瀬