α-700の測光レバーが硬いので、ソフトに改良しました。

金色のパーツが測光モードレバーのテンション板です。 これをピンセット等で好みの硬さになるまで持ち上げます。
材質はりん青銅ですかね?




背面のジュラルミンカバー(シャーシ)を外すとメイン基盤を見る事が出来ますが、今回は時間の都合でここまでです。
前カバーを外さないとネジにアクセスできません。
BIONZの一部が見えますね。


パックアップ用のバッテリです。 SIIのMSシリーズで、タブ無しなので交換可能のようです。



LEDは… 普通の基盤に実装されているのでこちらの交換も容易ですね。 オレンジにしようかな?


2008.1 水瀬




今まで順調に動いていたα-700ですが、唯一と言っていい数少ない不具合が出始めました。
後ろダイアルの誤動作です。
たまにちょっとおかしな動きをする程度だったのでとりあえず全バラしてみました。



やはりリングは黒でしょう(ぉ


意外とスッキリした基板。

それでも相変わらずフレキシブル基板が多いですね


画像チップのすぐ隣にフラッシュメモリ、てのはお約束なんでしょうか?
フラッシュメモリの隣の空パットが気になります…
バッファは128MBのDDR2(533MHz)です。


ホコリが結構入っていたので

他の場所も含めてクリーニングしました。
基本的に防塵対策は施されていません。


前カバーはこのケーブルのみで接続されています


前カバー内部


グリップセンサー部


AFモード切替部


電源ケーブル? ゴムに覆われたフェライトコアの様です


絞り制御のギヤ


前カバー裏にも内部シャーシが


フラッシュ制御基板。 右下はバッテリーカバーです。


リモコン受光部とジャイロセンサ


ジャイロ出力のコンデンサは結構大容量なんですが…


フラッシュのコンデンサ


フラッシュ下部


ファインダー内部の表示系ですね


α-7Dに戻った感じ… ゴチャゴチャしすぎ(笑


AF補助光は5mmのLEDに光学レンズを組み合わせています。


測光素子は直接見る事ができません


フレキ基板にコネクタ実装・・・


AF測距点の光学系でしょうか


11点分あります


ミラーの裏はレンズが…


AF補助光のレンズ。 外付けフラッシュと同じパターン光なので無地の壁とかでもOKです。
この辺もちゃんとアピールしないともったいないですよね。


上カバー。


吊金具。 M4のロックナット直結です。
これなら脱落の危険は無さそうです(謎


ホットシュー端子部と圧電ブザー。


問題の後ろダイヤル。 構造上バラせません。


シーリングはダイヤル下部だけです。
ゴムも白化しつつあります。


でももしかしたらただのピンで刺さってるだけかも…


ダイヤル関係のフレキケーブル


ここのフレキだけ他と違ってメッキじゃないので接触不良だと信じたかったのですが…


メモリーカードアクセスランプのライトガイド
LEDは通常の1608タイプ。


電源スイッチノブ。 無駄に高級感がありますね。


電源スイッチはこんな。


この隙間もクリーニングしときました。



思ったよりバラしやすい機体でした。
ソニーのαは2009年10月現在でこのクラスが在りません。
α-550は1ダイヤルですがスペックは中級機、海外ではフルサイズの800があるようですが…
中途半端でいいのでα-730みたいなのを出さないと後で困るのはソニー自身だと思います。
α-900が安くなったとは言え、その下が入門機では売る方も困りますよね。


2009.10.28 水瀬




やっぱりスイッチもバラして修理しました。
ネットで調べると17,000円程度は取られる様なので…
しかも部品代は2,000円とか。

詳細はこちら

2009.10.31 水瀬