ニコンのD7000です。
D90の後継でD300sの下位機種とされています。
なぜかフロントカバーはマグネシウム合金じゃないんですね。
外装パーツの分割が多いのでマグネシウム合金使用による剛性感はあまり感じられません。
とりあえず背面と底面カバーのみを剥がしました(ぉ
防塵対策はキヤノンの60Dよりも上。 ただしパッキンの隙間や対策されていない場所があったりと若干中途半端です。
電磁シールドに関しては手抜き無しで万全です。
画像処理部は二重構造。
シールドを剥がすと画像処理ICが。
バッファメモリーは表に2枚、裏に1枚で合計384MB(64Mbitx16bit 3枚)です。 でもなんで3枚なんだろう…
システムマイコンは以前の富士通から東芝へ。
キヤノンの60Dなんかと同じ系統です。
大きめのフラッシュメモリー。 安いのかな?(ぉ
電源部。
これが全てでは無いと思いますがシンプルですね。
メイン基板ウラ。 バッファメモリーがポツンと1枚…
左はSDカードスロット、右側は出力端子類です。
CMOS裏。 電源と信号のケーブルは分かれている様です。
パッキンの隙間。 もう一押し(笑
ニコンのシールドへの執着はスゴイです(ぉ
ここまでやるかと言った感じ。
背面カバー裏。
こっちじゃなくてフロントとボトムをマグネシウムにして欲しかったなぁ…
いかにもニコンらしい造りです。
ニコンの中級機はD80以来ですがファインダー視野率100%はやはりいいですね。
各レスポンスも良好で操作にストレスは全く感じないです。 が、個人的に操作性はあまり良くないです。
通常と思われる設定での連写可能枚数が22枚と若干少なめなのも気になる所。
Jpegでも設定次第では8枚まで落ち込みます。
機能的には現在のトレンドをほぼ全て盛り込んでいる上に基本性能もフラグシップ並みなのにコンパクト。
この値段と性能は「買い」ですね。
2011.10 水瀬